校正を読んでいて泣けたのは、久しぶりです。校正マンだったら、間違いなく失格でしょうね。
武田ランダムハウスジャパンから発売された、町亞聖さんの『十八歳からの介護』。
今回も、編集の磐崎さんに頼まれて、デザインと編集のお手伝い。
ヴィジュアル的にはきれいな本に仕上がったと自負していますが、内容はもっといい。文章も悪くないですし、よく書いたなあ、と思いました。
あの日本テレビのアナウンサー時代に、こんな介護の苦労をしていたとは……。驚きと同時に、感動を覚えました。
僕たち団塊の世代にとってはいま、まさに介護で大変な思いをしている人も多いと思います。そして、もうすぐ自分たちが介護される側に……。
自分で介護を経験してみると、介護施設で働くヘルパーさんたちの収入の低さに驚いたり、仕事の大変さに頭が下がる思いになったり、いろいろなことが目につきます。
仕事を続けながら介護をしていた町さんには、本当に人間としてのすごさを感じます。偉いなあ、と心から思いました。
介護は、誰しもが決して他人事ではないはず。ぜひ、ご一読を!
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