ニッポン放送の森谷ディレクターが音頭をとり、ベストセラー記念のパーティを開いたほど。それだけ売れた、ということです。
本は売れたのですが、鴻上尚史のオールナイトニッポンが3月31日で終わることになりました。そのお疲れ様の意味もあってのパーティだったのかもしれません。さすが、配慮の森谷さん。
番組を受け継いだのは、お笑いコンビのウッチャンナンチャン。内村光良さんと南原清隆さんはふたりとも、当時は24歳。
「究極の選択」も継続コーナーとして、やっていくことになりました。となれば当然、本を作ることになったのです。
サブタイトルは1冊目が「脳みそパニック」。こんどは「ウッチャンナンチャンの断崖絶壁からの逆襲」。
ウンナンのふたりにとっては、前から受け継いだコーナーで面白くなかったのかもしれません。本の内容は1冊目に比べると、正直、日光の手前。うん? いまいち(今市)です。
ウンナンの番組で、リベンジする本を作ろう、とまでは思っていませんでしたが、磯くんと番組本を作ることになりました。
「『UN』と言える日本」というタイトルで、1990年7月の発売。『UN』はもちろん「ウン」と読みます。
この頃になると、どうも「笑いのツボ」にずれを感じるときがあることに気づきました。その前に磯くんと作った「とんねるずのおいにい」でも感じたこと。
40歳を過ぎたからでしょうか……。鶴光さん、たけしさん、10回クイズ、究極の選択と作ってきたときと、感覚が明らかに違っていました。
とんねるずの撮影では、カメラマンの斉藤清貴くんと知り合えたという収穫もありました。ただ、自分が面白いと思うところが少なくて……。
はじめて、歳を意識したのは、とんねるず、ウッチャンナンチャンの本を作ったときだと思います。
この1、2年はプライベートで変化が起こりそうな予感がありつつも、競馬やゴルフと、けっこうHAPPY DAYSでした。ただ、自分の本作りに少しずつ変化が起こりそうな予感がありました。
ノアズブックス 編集長 Hideo. K
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